2009年12月11日

ゲームエンジン・MOD編

今日はMODについてご紹介します。
MOD(Modification)は、市販ゲームを付属ツールや自作ツール、改造パッチなどを使って、ゲームをカスタマイズできる拡張機能のことです。

MOD
WIKI JP EN

当初、MODはゲームユーザー間だけで楽しむものでした。
しかし、現在、MODの本場である海外では、その動きに開発者さえも積極的に参加するようになりました。まずは、MODの背景を知っていただくために下記の記事を読んでいただけると良いでしょう。

IT+Plus
ゲーム業界のユーザー参加型コンテンツ「Mod」が流行る理由
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITew000019042007

IT Media
FPSゲームシーンを変えた「MOD」カルチャーが日本に浸透する日 (1/2)
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0512/05/news080.html

まず、MODがどれだけゲームに影響力を持っているのか、"Steam"を例に見ていきましょう。



Steam
(Valve)
WIKI JP EN

Garry's Mod Machinima Tutorial 1: Getting Started (Source Engine)


4Gamer.Net
Steam,SourceエンジンゲームのModを取り扱い開始へ
http://www.4gamer.net/games/038/G003821/20080929013/

Steamは、Half Lifeを制作したValveが運営するゲーム販売コンテンツです。
特徴としては、ただゲームを販売するだけではなく、Xbox Liveのようにプレイ中のゲーマーを繋げるコミュニティ機能があることです。
そして、注目の機能として、Half Lifeにも使われているSouce EngineのMODツールを公式に配信しており、しかもMODツールで作成したMODデータがSteamで配信可能なのです。
これは、開発者とユーザーの垣根を良い意味で曖昧にしました。そして、ユーザーの間だけでコンテンツが生まれ消費される仕組みが出来たのです。
次は、MODでもっとも成功したと思われるGarry's MODについてご紹介します。


Half-Life2 Garry's MOD
http://www.garrysmod.com/news/
WIKI JP EN

Garry's MODの遊び方


Garry's MODは、Steamでも配信が可能になったMODツールです。

4Gamer.net
「Half-Life 2」系MODの最高傑作か?「Garry’s MOD」がSteamで配信に
http://www.4gamer.net/news/history/2006.11/20061128200633detail.html

このように、ゲーム業界とMODツール制作者、そしてユーザーが、お互いの垣根を越えてコンテンツを楽しむ仕組みがしっかりと根付いているのが分かります。
次は、ちょっと一息つく意味で、MODツールで作られた「あやしい」作品を見てみましょう。





Naruto: Naiteki Kensei - Chidori Preview (Half-Life Mod)


これは「あれ」ですねw
プレイするだけでなく、見るだけでも楽しめるという意味でMODで作られたコンテンツはゲームコンテンツの楽しさを広げてくれます。
そして、その仕組みから出来た新たな動きが"Machinima"です。





Machinima.com
http://www.machinima.com/
(Valve)
WIKI JP EN

Machinima Today / Machinima Today 12/10/09
(Machinima News/Videos/Directors' Spotlight) S1E17


Youtube : Machinima
http://www.youtube.com/user/machinima?blend=1&ob=4#p/c/6656FE6D5A4D6973

Machinima(マシニマ)は、ゲームやMODツールを使って作成したCGI映画コンテンツです。
このMachinimaの素晴らしい点として、ゲームを使ったアングラなコンテンツとしてではなく、1つのコンテンツとして正当な評価がされはじめていることです。
その結果として、日本でも下記のような作品が販売されました。

ターミネーター サルベーション ザ マシニマ シリーズ










この作品は、GRIN社が開発したターミネーターのゲームを元に、ターミネーター4の外伝を制作、商品化されました。
作品クオリティー的には、まだまだかもしれませんが、今後ゲームエンジンが進化することによって、このような新しいコンテンツ制作の形態がさらに加速するかもしれません。





ちなみに、ちょっとだけですが海外ではMOD書籍も出版されています。













ゲームエンジン・目次
http://o-planning.sblo.jp/article/33857001.html
posted by 企画屋一号 at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームエンジン
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/34150947

この記事へのトラックバック