2009年10月21日

Windows7とマルチタッチの可能性

いよいよ明日、Windows7が発売されます。
今回は、マルチタッチインターフェイスを中心に紹介します。
まずはHP Touchsmart TX2によるWindow7のマルチタッチ操作をご覧ください。

Multitouch Demo - HP Touchsmart TX2 Tablet - Windows 7


さらに、もう一つ。
こちらはWindows Touch対応PCにプリインストールされる予定の「Touch Pack」のデモです。

Touch Demo - Windows 7 Touch Pack (HP TX2)


Bing Maps with Windows 7 Multitouch on HP TouchSmart tx2



MS、Windows 7のマルチタッチ体験パック「Touch Pack」を発表
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/28/news019.html

 Touch Packは、Windows Touchの真価を紹介する目的で作られたアプリケーション3本とゲーム3本のパッケージ。Windows 7開発チームがハイテクテーブル「Microsoft Surface」の開発チームと共同で開発した。
 現在のところダウンロードでの提供は予定しておらず、PCメーカーが販売するWindows Touch対応PCにプリインストールされた形での提供になる。年末に予定されているWindows 7の発売後は、より広範な提供方法を考えているという。




これまでWindowsでマルチタッチのソフトを作るには、Tablet PCのSDKを使うしか方法がありませんでした。

Tablet PC
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms704849(VS.85).aspx


これまで一般的に使われてきたTablet PCのSDKでは、ペンと一部のジェスチャーしか取得できませんでした。HP Touchsmart TX2では、Windows VISTAでもマルチタッチに対応させるために、オリジナルのドライバと、オリジナルのイベントを取得するためのSDKを提供していました。
しかし、このドライバの完成度が低く、またジェスチャーしか取得できないため(ジェスチャーは、「2本指で拡大操作をした」という結果のイベントしか発生させません)ゲームなどにはとても使える代物ではありませんでした。

Windows7の登場とWindows SDK for Windows 7の登場により、マルチタッチのリアルタイム取得と、ジェスチャーの取得が可能となったため大きく前進することが予想されます。

Windows Touch(Windows7)
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/dd562197(VS.85).aspx

Windows SDK for Windows 7 のご紹介
http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/column/mo_08_1.mspx
(RC版のためリンク切れが多いです)

Windows 7,Windows Vista のダウンロード
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=71DEB800-C591-4F97-A900-BEA146E4FAE1&displaylang=en


Windows SDK for Windows 7の使い方は、下記のサイトで簡単に紹介されています。

ホイールほしいハンドルほしい「Windows7 Multitouch API」
http://wlog.flatlib.jp/item/1320

backyard of 伊勢的新常識「Windows7のマルチタッチジェスチャを使う」
http://d.hatena.ne.jp/iseebi/20090125/p1

これらのサイトの解説で分かることは、簡単にマルチタッチのイベントが取得できることが分かります。よって、マルチタッチ対応のゲームは、ホビープログラマーでも作りやすくなっています。

ただし、マルチタッチに対応したパソコンのタッチパネルの性能によって、通知されるイベントが異なる可能性があることに注意しなければなりません。Aというパソコンでは指10本を認識できますが、Bというパソコンでは指2本しか認識できない可能性があるのです。


さて、マルチタッチの環境はWindows7によって整いました。O-Planningでは、下記のようなソフトを実験的に制作しています。






また、マルチタッチゲームの可能性を実験しています。下記のゲームも、Windows VISTAで制作されており、Windows7で実装できれば、両手で遊ぶことが可能となります。



iPhoneの大ブレークによりマルチタッチ技術は一般的なものとなりました。Windows7の登場により、さらに面白いマルチタッチコンテンツが登場することでしょう。
























posted by 企画屋一号 at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術紹介
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